百姓という生き方
星が綺麗な夜です。
思わず、星空を仰いで、プハーッ!とか言って叫んでしまいました。(お酒を飲んではいない。笑)
本日は、京丹後で炭づくりと農業をされている桒原さんのお話を伺いに、神戸元町にある玄米カフェへ。(店主さんがとびきり素敵。)棚田LOVER's主催の農楽カフェというイベントのお手伝いでした。
印象的だったことは、忘れないうちに。
20年前、京丹後の景色に出会い、そこにひきよせられるように奥様と共に京丹後の地に移り住まわれた桒原さん。
特に田舎暮らしをしたいとかいうわけではなかった。互いに、この地にピンときた。そうお話されるお二人の言葉が印象的でした。
お金をたくさん使って、資源をたくさん使って、一見便利な暮らしが、都会にはある。反対に、田舎にある、しんどいことの方が多いけれど、しんどいを越えた先にある「自分の手の届く範囲でなりたってゆく暮らし」というのがとっても心地良いのだそう。
こうして書くと、よく目にする田舎暮らしについてのお話かもしれませんが、
実際にその生き方を20年続けてこられた桒原さんご夫婦の纏われている空気からは、本気の苦労と、本気の満足が伝わってくるように感じました。(おこがましい、言い方ですが。)ご自分で建てられたらしいログハウスも、写真を見るだけでキュンキュンする。(笑)
わたしは、百姓でありたい。
昔の人がそうであったように、
できることは全部、自分の手でしたい。
本日一、心にグッときた言葉です。
わたしもそうありたいと思っていたんです!!!という生き方を体現されていた桒原さん。
お会いできてよかった。
最近、自分のやりたいことをして生きている人に会う機会が増えました。田舎で暮らすことの可能性を感じる話に出会う機会が増えました。思えば叶うという言葉を信じても良いのではないかと思ったりして、うきうきすることがあります。
そんな中で、自分の道を見失わぬように、という理性をはたらかせながら(笑)進んでいきたいと思う今日この頃。